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年の差を超えて心を通わせあう元ヤクザの“おじさん”と盲目の少年
孤独なふたりを取り巻く豪華キャストと骨太な人間ドラマが垣間見える<場面写真>が一挙解禁!

 本作の骨太な人間ドラマを象徴する合計9点の場面写真が公開された。幸太(眞栄田郷敦)へ綴った三浦(舘ひろし)の手紙を読みながら微笑む恋人のあや(黒島結菜)の姿を写したカットではあたたかな瞬間を切り取られている一方、元ヤクザ”である三浦に強い恨みを持つ河村組の組長・石崎(椎名桔平)や、何者かに銃を突きつける八代(斎藤工)の姿を捉えたカットからは、緊迫した空気が漂う。さらに河村組から離れたはずの三浦が、組員・大塚(ピエール瀧)と密会する姿や、警察官になった幸太が先輩・大黒(一ノ瀬ワタル)らとともに何らかの事件を追う姿も。三浦と大人になった幸太の人生が、再びどのように絡み合っていくのかにも期待が膨らむ。そして、幼き頃の幸太が生活を共にしていた叔母・美和⼦(MEGUMI)や、マル暴として三浦に対峙している刑事・⽥辺(市村正親)や、元・河村組の組長・河村(宇崎竜童)、何かと三浦と幸太を気にかける荒川(笹野高史)らの姿も活写された。

 元ヤクザの“おじさん”三浦と、不慮の事故により視力を失ってしまった盲目の少年・幸太との数十年間の友情を描いた本作は、舘が藤井監督と再び映画を撮りたいと熱望し、自ら企画から作品へ参加。企画内容は約3年にもわたって議論を交わし、監督とは脚本について何度も打ち合わせを重ねたという背景からも思い入れの強さがうかがえるが、そんな舘が本作で演じたいと監督に直談判したのが、自らの人生を捧げる愚直な男という、故・渡哲也の面影を宿すような男の姿だ。己の信念を貫きながらも、“誰かのために”生きる懸命な男の生き様を見事に体現しているが、舘自身も、「大スクリーンでこそ味わうべき、一見の価値がある映画です。きっと映画史に残る感動作だと自負しております」と手応えをにじませるコメントを寄せている。

 三浦と幸太、交わるはずのなかった孤独なふたりに光を照らす、運命の出会いと別れ、そして再会――。年の差を超えて心を通わせあう、涙なしでは見られないふたりの物語はもちろん、豪華キャスト演じる濃厚なキャラクターたちとその因縁がどのように交差していくのかにもぜひご注目ください。映画『港のひかり』は、11月14日(金)より全国ロードショー。

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